目覚めにくい朝の呼吸法
昨日から6月に入りました。一年もこれからは後半ですね。一年がもう半分過ぎてしまったのかと思うと、時間の流れの速さを感じるとともに、昨年の今頃自分は何をしていたかなとふと考えてしまいます。
本日は、一年の後半に向けて、以前ご紹介した目覚めにくい方への朝の運動の続きとして、腹式呼吸をご紹介したいと思います。
①朝目が覚めたら、起き上がる前に目を閉じて、鼻から大きくおなかを膨らませるように大きく息を吸ってください。
②次におなかに吸い込んだ息を、ゆっくり吐き出し、吐ききってみてください。背中におなかがくっついていくようなイメージで。3~5回自分のペースで呼吸します。
③終わったら体の力を抜いて、思いっきりため息をついてみてください。
この腹式呼吸はヨガなどでも取り入れられている呼吸法で、自律神経を整える効果や、腹部を中心に身体の器官を活性化させる効果があるようです。
朝行うと、身体の目覚めを促進し、動かしやすい状態に持って行ってくれる効果があります。ただ、継続することが重要なようなので、一度だけでは効果は薄いようです。
呼吸法は最近、うつ病の治療に用いられることもあり、心身の健康に良いと注目されています。もし心身の疲れを感じられたら、呼吸法をやってみるのも一つの対策かもしれません。
もし、心身の疲れに自分ひとりでの対策で行き詰まりを感じておられる方は、おかかりになりやすい相談先に相談してみてください。当院でもご相談承りますので、お気軽にいらしてください。
麻布十番メンタルケアクリニック