就寝中の熱中症
今日から一週間が始まりますね。暑さもだんだん激しくなり、先週は熱中症になった方が全国にたくさんおられるようです。
熱中症というと、皆さまどんな状況を思い浮かべますか?
日中の暑さの中で活動をしているうちに、眩暈や立ちくらみ、頭痛や筋肉痛などの症状に見舞われる、というのが一番イメージしやすいかもしれません。
しかし、熱中症は夜間の睡眠中でも起こるそうです。
睡眠中は寝返りを無意識にうっているので意外に動いているものです。その間にはたくさん汗をかきますが、起きている時のように、こまめに水分補給をしたりはしません。
そのため熱中症のサインに気づきにくく、朝起きたときに眩暈や吐き気などに襲われて初めて熱中症にかかっていたことに気づくということもあるそうです。
それを防ぐためには、寝る前にコップ一杯の水を飲むと良いと言われています。それによって寝ている間に汗で失われる水分を補完できるそうです。
また、晩酌をする方の場合は、アルコールには利尿作用があるので、より水分補給を意識する必要があるそうです。
コップ一杯の水を飲むことで、就寝中に熱中症にかかるリスクを減らすことが出来ます。よろしければ、本日寝る前にお試しください。
活動することがおっくうになるような厳しい暑さが続いていますので、皆さま、体調には十分お気をつけくださいね。
麻布十番メンタルケアクリニック