人との距離感
成人の日も終わり、東京都は快晴のとても良いお天気の中成人式が行われたようです。
成人式で久しぶりに会う友人との会話に花開いた新成人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
久しぶりに会う友だちとの距離感はとてもむずかしいものです。
特に親しすぎず、けれども全く話をしないわけでもなかったという人に対してはどう接していいものか悩んだ方もいるかもしれません。
電話やメールではなく、会って話をする場合には、人はパーソナル・スペースというものが存在します。
これは簡単に言ってしまえば「縄張り」のようなもので、自分が他人と一緒にいて不快に感じない距離というものが人にはあります。
人によっては距離は異なります。おおよそ自分が手を広げた範囲であると言われていますが、この距離に他人に入られてると人が不快に感じる距離です。
もちろん親しい友人や恋人、家族はこの範囲に入られても許されます。
二人が手を伸ばせば相手に届く距離くらいがおおよそ友人同士の距離となります。
それよりも離れた距離があらたまった場面や上司などにとられる距離とされています。
この距離は男女によっても違いますが、平均的には上記の距離が目安となるようです。
久しぶりに会う友人や取引場面ではこのパーソナル・スペースを少し意識して会うと違った何かが見えてくるかもしれません。
相手と親しくなりたいと思っていても相手がどう思っているのかわからない時に一つの参考となる距離でもあります。
自分がどのくらいパーソナル・スペースが広いのかを知って、不快や緊張を感じない距離がどのくらいなのか図ってみてはいかがでしょうか。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック