体内時計

今日は朝は冷え込みましたが、お昼の時間は暖かくなると天気予報では言っていましたね。昨日のように風が強くないといいのですが。

 

朝起きて家を出発して活動していると、大体12時ほどにお腹がグーと鳴ってきますよね。これを腹時計と表現しますが、このように私たちは身体の中に一日を刻むおおまかな体内時計をもっています。

 

体内時計を司るのは、大脳にある視交叉上核(しこうさじょうかく)という部位です。体内時計が正確な働きをするためには、この視交叉上核が朝、太陽の光を感知することが重要です。そうすることで朝から日中にかけて活動的に、夕方から夜にかけて休息モードにと一日のリズムを作っています。

 

朝外出をしている場合は体内時計は乱れにくい状態にあります。しかし、連休などで夜更かしや朝寝坊をしたりすると、どうしても日常のリズムが乱れがちになるものです。

 

その対策として、体内時計の乱れを最小限に抑える方法をご紹介します。

 

朝、気がついたらカーテンを開けてください。日が入る場所ならば、その後寝ていても何していても問題ありません。窓に近づかなくても構いませんが、寝る場合は布団などで顔を覆わないようにご注意ください。

 

眼を閉じていても、顔に太陽の光が当たっていれば、光は視交叉上核に届き、体内時計がリセットされます。もし、最近睡眠が乱れているなと思っている方、特に朝起きづらい方に効果があるので、よければ試してみてください。また、この方法を試される際は、ご自分の生活やその日の予定などに併せてアレンジしてくださいね。

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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