自分の気持ちを伝える
こんにちは。土曜の午後、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
きょうは「I(アイ)メッセージ」という言葉をご紹介します。
私たちは相手に気持ちを伝える時、特にネガティブな気持ちを伝える時、つい「あなた」を主語にしてしまいがちです。
「(あなたは)~しなさい」
「(あなたは)なんで言うこと聞いてくれないの?」
「(あなたは)うるさい!静かにして!」
たとえば、恋人が待ち合わせの時間になっても待ち合わせ場所にこない、連絡もつかないし…30分後にやってきた恋人は、あなたに謝るわけでもなくヘラヘラ…
「なんで(あなたは)約束が守れないの?」「遅刻してきたくせに(あなたは)謝罪の一言もないなんて!」
怒りをぶつけたくなる気持ちも分かりますが、相手を責めるニュアンスが強くなりすぎると、反発を招くことにありますよね。
「うるせーなあ」「(ふてくされて)あー、もうわかったよ」
相手の態度で、ますます嫌な気持ちになってしまうかもしれません。
相手が受け入れやすい言葉に変換するために、「Iメッセージ」として伝えてみましょう。
「Iメッセージ」は、主語を”あなた”ではなく、”わたし”に置き換えて伝えます。
「(私は)来なくて、とても心配だった。電話にも出ないし、何かあったんじゃないかと思って落ち着かなかった」
「約束を破られて(私は)とっても悲しかった」
自分の気持ちを言わないで我慢すると、不満はますます膨らんでしまいます。でも言い方によっては、反発されて、ますます嫌な気持ちになってしまうかもしれません。
「Iメッセージ」を使うと、相手との関係性も大切にしつつ、自分の気持ちも大切にしていけそうですね。
土曜ブログ担当でした。
すてきな週末をお過ごしください♪
港区 麻布十番メンタルケアクリニック