自動思考をとらえる

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

朝晩の冷え込みが強くなってきました。布団からなかなか抜け出せなくなってくる季節が近づいていますね!

 

私たちは、日常生活でふとした瞬間に色々な思考をめぐらせています。場面場面で出てくるこれらの思考を、認知行動療法では「自動思考」といいます。

 

ほとんど無意識に出てくるのでなかなか意識しづらいのですが、イライラ、不安など不快な気持ちになった時に思考に意識を向けてみると、何を思ったかキャッチすることができます。

 

同じ状況であっても、気持ちや思考がどのように現れるかは人によって様々です。

 

例えば、朝、いつもの電車に乗り遅れてしまったとき。

 

ある人はひどく落ち込んで、「乗り遅れるなんて自分はなんてダメなんだ」と思うかもしれません。

別の人は、苛立ちながら「走ってたんだから少し待ってくれればいいじゃないか!」と思うかもしれません。

また別の人は、ちょっと残念な気持ちになりながら「まあ仕方ないか」と思うかもしれません。

 

 

みなさんは、イヤな気持ちになったときに、ちょっと思考に耳を傾けてみましょう。

ご自身を理解するための一歩にもなりますよ。

 

スタッフの西山でした。

 

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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