自分の内側を確認するには・・・?

麻布十番メンタルケアクリニックのブログを御覧の皆様こんにちは!

 

今日から12月に入りました。
年末年始の予定を店頭で案内しているお店も、麻布十番の商店街の中で多く見られます。


12月は師走(しわす)ともいいますね。
一説によると、「師走」の「師」はお坊さんのことで、
昔は年末もお盆と同じようにご先祖様へお経をあげていたため、12月は、お坊さんが忙しく走り回るという様が由来である、とも言われています。

暦でさえも「走」っているのですから、年末は慌ただしいもの、というのは昔から変わらない風景なのですね。


最初にこれをやって、あれを済ませて、、、、と
頭のなかで先のことを考えながら歩いていると、思わず姿勢が前のめりになって、
表情も真剣を通り越して険しくなってしまうこと、ありませんか?

 

目の前だけに集中しすぎて、周りが見えなくなる時、ありますよね。
そんな時、足もとの段差で転んだり、突然飛び出してきた人とぶつかったり、、、


そんな時の心の対処法、
ゆっくり周囲を見渡す為にも、一つお手軽な方法をお伝えしたいと思います。

(もしかしたら既に、実践しています!というかたもいらっしゃるかもしれません)

 

それは、「鏡」を見てみることです。

 

手鏡を持ってらしたら一番ですが、
焦っている時、苦しい時、ふと鏡に映った自分の表情を見ると、

「今、自分はこんな表情をしていたんだ」、と、客観的に自分の心(の表れ方)を見ることができるのです。

 

そうして”自分”が客観的に見えると、表情が動きます。
瞬きをしたり、

口角を上げたり、
服の襟が曲がっていたら直すでしょうし、猫背になっていた背筋をちょっと伸ばしたりできます。

 

”自分を客観視する”ということは、自分の感情にとらわれ過ぎていると難しいのですが、
鏡をつかうことで、自分という人間を客観的に捉えられ、

 

そこに映った表情や身体の動きから、自分の”今”の状態を知り、感情を整えることができるのです。


慌ただしい12月だからこそ、
ちょっと鏡を見て「自分」を確認して、笑顔を送ってみる、
それだけで、気持ちの仕切り直しが出来る時もあります。

試してみて頂けたら嬉しいです。

 

2015年、締めくくりの月であり、新たなスタートへと続く月でもある12月を、
皆様が穏やかに過ごせますように祈りつつ・・・☆

 


スタッフの高橋でした。

港区 麻布十番メンタルケアクリニック
http://azabu-mentalcare.jp/