中間のコミュニケーション
みなさんこんにちは、今日は一段と冷え込みますね。
空気も乾燥しやすい時期ですし、どうぞご自愛ください。
この前ちょっと気になる話を聞きました。最近の若い方たちは自分の「怒り」を出さなくなっているというものです。
自分にとって嫌なことでも怒らず受け身になっているのだそうで、ブログをご覧になっている方の中にも「そうかも…」と思った方がおらっしゃるかもしれません。
確かに怒りっぽい人は好ましくないと思われがちですので、嫌われないようにそのような態度を取ってしまうのかもしれません。ですが我慢してばかりもいると自分がつらくなってしまいますね。
そこで「アサーティブコミュニケーション」というものがあります。これは相手を尊重しつつ自分の意見や要望を率直に伝えることが出来るコミュニケーションのことです。
例えばとてもじゃないけど出来ない量の仕事を頼まれたとします。
ここで「はい…わかりました…」でもなく「何言ってるんですか!無理に決まってるでしょう!」でもない話し方を考えるわけです。
相手をおもいやりすぎることと、自分中心になりすぎることの中間ですね。
みなさんも、会話の際にちょっと他者の要望と自分の要求の「中間」を気にかけてみてはいかがでしょうか。少し楽になるかもしれません。
スタッフの梶原でした。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック