うるう年ですね。
麻布十番メンタルケアクリニックのブログを御覧の皆様こんにちは!
予約確認のためカレンダーを見ていたところ、、、
来週の火曜日はもう2月になるんだなぁと、
光陰矢の如し、年が明けてからの日々の進む速さを実感致しました。
2016年は4年に一度のオリンピックの年、
閏(うるう)年であります。
閏年といえば、2月が一日多い年!
・・・なのですが、そういえば何故そんなことになるのか、ちょっと調べてみました。
閏年が何故存在するのか、、、
それは地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数(1年)が実は365日ではなく約365.2422日だからなのです。
1年で0.2422日の誤差が生じるので、4年に換算すると0.9688日(約1日!)の誤差がでます。
この誤差を補正するため、4年に1回だけ1年を閏年の366日としたのですね。
(ただ、それでも出てしまう誤差がありますので、400年の間に3回だけ閏年ではない年を作る必要があるようです。)
365日+αの部分を、調整するために閏年が存在するのですね。
では、何故“2月”で調整するのか?という疑問が次に出てきますよね。
暦が作られた時代のローマでは、1年が3月から始まり2月で終わっていたので、年末である2月に調節しようという、考えからそうなったのだそうです。
でも、それでも、2月ってなんでこんなに他より日にちが短いのか・・・?
そうなった理由の一つに、アウグストゥスというローマ皇帝のワガママも影響しているのだそうです。
アウグストゥスは、かの有名なローマのユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の後継者です。
ご存じの方もおられるかも入れませんが、この二人の名前はこんなふうに月の名前になっているのです。↓
7月 ⇒ July (Julius ユリウス)
8月 ⇒ August(Augustus アウグストゥス)
カエサルが、自分の名前を月の名前にした前例を、
アウグストゥスは、「かっこいいなぁ羨ましいなあ!」(と言ったかどうかはわかりませんが)
と思い、自分にとって大切な月の8月に(誕生月とも言われるが諸説あり)名前をつけました。
・・・しかし、昔の暦では、8月は”30日”まで。
当時は、大の月(31日)、小の月(30日)、といって、日数が多い月と少ない月が交互にやってくるものだったのです。
「皇帝の名前を冠している月が、小の月(日数が短い)ってどういうこと?!何なの?!日数多くするから!」(と言ったかどうかはわかりませんが)
となり、
8月も強引に大の月(31日)へ。
そうなると、またどこかの日にちを削らないと、1年の誤差が広がってしまう~!
ということで、2月にまた白羽の矢が立ったわけですね。
そして削られる2月・・・。ちょっと不憫な気もしますが。
閏年について調べてみたら、ローマ皇帝のワガママも入って、2月がこんなに短いのだということが分かりました。
何故だろうと思う気持ちから、面白いエピソードを発見できたり知ることが出来るのは
楽しいですね。
2月にカレンダーをめくる時、皆さんがこんなエピソードを思い出し、少し笑顔になってくれるのを祈りつつ・・・☆
スタッフの高橋でした。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック
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