自分の「人生脚本」がありませんか?

みなさま、こんにちは。

きょうは「人生脚本」をご紹介しようと思います。

「人生脚本」とは、交流分析という心理療法のなかで用いられている考え方です。

 

あなたの周りに、こういった方っていらっしゃいませんか?

幸せな恋愛が出来るはずなのに、なぜか、不倫など不幸な恋愛を選んでしまう人…

実力が伴っているのに、絶対に成功するであろう人生の選択をしない人…

幸せになったり成功したりすることを、わざと避けているようにも見えてしまいます。

 

実は、私たちは幼い頃に「私は人生をこう生きていこう」「私はこうなっていこう」など、意識しないうちに、自分の人生の脚本を既に書き上げています。

上記の例の方々は、もしかしたら「私の人生において、幸せになってはいけない」「成功してはいけない」という人生脚本を作り上げてしまったのかもしれません。

 

人生脚本は幼少期の生活環境の中で書き上げられていきます。

そしてそこに大きな影響を及ぼすのは、”親”あるいは”養育者”からの「禁止」「タブー」です。

 

「親である自分より幸せになるなんて許さない」

「親である自分はこれだけ頑張っても努力が報われないのに、成功するなんて絶対にあってはならない」

親からそんなことを言われたことない!…と思われるかもしれませんが、

非言語的なメッセージとなって伝わることもあります。

 メッセージを受け取った子どもは、人生脚本を書き上げ、そのとおりに生きようとします。

そして大人になった時、自分の生きづらさに気づきます。

 

あなたも大人になり、状況も変わり、小さい頃に書き上げた脚本通りに生きなくても良いことを知っているはずです。

そんな生き方はもう手放してしまいましょう。

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

http://azabu-mentalcare.jp/