アサーションについて
みなさん、こんにちは
前回は怒りについてお話をさせていただきました
怒りというのは表に出しすぎても、自分の中に抱え込みすぎても、何かしらの苦しさが生まれてしまいますね。
そこで今回はアサーションについてお話したいと思います
「アサーション」とは、相手も自分も大切にする自己表現のことを言います。
自己表現にはそもそも3タイプあると言われていて
「非主張的」・・・引っ込み思案で自分の意見を言わず、相手に従うタイプ。イヤとはいえない、などの特徴があります
「攻撃的」・・・主張が一方的で、相手に指示を出したいタイプ。自分本位になるなどの特徴があります
「アサーティブ」・・・率直な表現をしつつも、自分や他者の気持ちを尊重した表現。
です。みなさんはどれにあてはまるでしょう?
いずれにせよ、アサーティブでありたいですよね
アサーションができるようになるためには、まずは自分の気持ちをはっきりさせることが大切だと言われています。例えば無理な仕事を頼まれた時には、「今は他の仕事で手一杯だから無理だな…」など考えると思います。
次にその自分の気持ちの伝え方が、相手も自分も大切にしているかを判断し、実際に伝えていきます。
先程の例なら、自分は他の仕事があり、頼んだ側も仕事が進まないと困るわけですから「すみません、今は手が放せないので、他の方にお願いしていただいてもいいですか?」もしくはこの日だったらできる、など提案してもよいかと思います。
気持ちをはっきりさせる→自他を大切にしているかの判断→伝える
の流れですね、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?
港区 麻布十番メンタルケアクリニック