月経前の不調について
みなさま、こんにちは。
連日の雨で寒い日が続いていますね。
本日は、月経前の不調について紹介したいと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、月経前にはホルモンバランスの変化によりさまざまな不調が現れます。
一般的には月経前症候群(PMS)と言われており、月経が始まる1~2週間前から、身体的症状・精神的症状・行動面において不調が起こります。
具体的には、、、
①身体症状としては、頭痛、疲労感、胸の張り、眠気、むくみなど
②精神的症状としては、落ち込み、イライラ、不安など気分が不安定になったり、気力や集中力が落ちるなど
③行動としては、食欲が増す、生活や仕事でミスや失敗が増える、(イライラなどから)人に当たってしまうなど・・・
人によって様々な症状があります。
対策としては、食生活や生活リズムの改善・運動・休息・ストレス発散などがあります。
しかし、気持ちの持ちようや性格といった個人的な問題ではなく、ホルモンという身体の変化による不調なので、なかなかご自身だけでコントロールすることは難しいものです。
婦人科にかかりピルを飲んでいる方もいらっしゃると思いますが、ピルでは精神的症状を改善させることはできません。
精神的症状には、精神科や心療内科のお薬を飲んでいただくことがとても有効です。
お薬に抵抗がある場合は、漢方でも大丈夫です。
精神科や心療内科は敷居が高いと思われがちですが、PMSに関するお悩みがある方は一人で抱え込まずに受診されることをおすすめします。
当院でも、ご相談を承っております。
スタッフの西山でした。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック