冬季型うつ病について

みなさま、こんにちは。

週末にはまた台風が近づくとのことですが、ようやく秋らしい陽気になってきました。

朝晩は冷え込みますが、比較的過ごしやすいこの時期。実は、うつになりやすいと言われています。

 

うつ病と同様に、脳の機能障害の一つであり、症状は倦怠感、気力の低下、過眠、過食など。

不眠や食欲不振といったような一般的なうつ病とは逆の症状を示すことが多く、発症すれば、毎年繰り返すのが特徴です。

10~2月ごろの冬季を中心に発症し、北米、北欧などの日照時間が少ない地域での発症率が高く日本人の発症率は1~3%とされています。

 

予防は、比較的簡単な生活習慣ですることができます。

 

まずは朝日を浴びること。晴れていれば、休日でも起床後10分程度の日光浴を意識しましょう。

 

次に、うつ病になると減少するセロトニンを作るとされているアミノ酸トリプトファンを含んでいる食事を朝食で摂ること。

チーズトーストやご飯、納豆、豆腐、ヨーグルト、緑黄色野菜、バナナ、豆乳、牛乳などが良いそうです。和食でも洋食でもいけますね!

 

そして、一日20分程度の運動をすること。ウォーキングや散歩、階段の昇り降りといった簡単なものでもセロトニンの分泌が活性化するようです。

 

ようするに、規則正しく、栄養を摂って生活を送ることが1番の予防になるということですね。

寒くなるとついついうちに引きこもりがちになりますが、身体を動かしてこころも健康に過ごしていきたいですね。

 

 

 スタッフの西山でした。

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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