「1年が早く感じられる」

明日で9月も終わり、いよいよ10月です。一年もすでに4分の3が過ぎようとしており、時が経つのは早いものだとしみじみ感じます。

 

このような現象を「ジャネの法則」というそうです。

 

ジャネの法則」とは、簡単に言うと、経験される時間の心理的な長さは年齢に反比例するということ。つまり、私たちが年を重ねるごとに「1年が早く感じられる」ようになるということを示しています。

 

また、私たちが年齢を重ねると共に年月の経過を早く感じる理由の一つに、経験の違いがあると言われています。

 

幼い頃は何でも初めての体験で、覚えることがたくさんあり、すべてのことが新鮮です。しかし、成長すると、経験や知識の積み重ねによって「当たり前」が増えてしまい、印象的な記憶が少なくなります。

 

つまり、「一年が早く感じられる」メカニズムには、しっかりと積み上げてきた土台があると言い換えることもできるかもしれません。

 

「当たり前」の日常を送れるということは、積み重ねてきたものをしっかりと持っているという証明なのかもしれませんね。

 

ただ、日常にはイレギュラーな事態も起こります。また、転職や引っ越し、出会いや別れを体験することはなかなかに大変なことです。

 

もし日々を送る中で「当たり前」を過ごすことが苦しい場合はお近くの相談機関にご相談ください。

 

麻布十番メンタルケアクリニック

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