色がもたらす心理

きょうは、色のお話をしたいと思います。

色は、私たちにさまざまな心理をもたらします。建物の内装や家具の色といったものでも、その場にいる人たちにいろいろな影響を及ぼします。

 

たとえば赤は、注意や警戒を喚起させます。赤い壁や家具に囲まれていると、興奮や刺激をもたらしてくれますが、リラックス効果は得られにくいかもしれません。

青には鎮静作用があります。爽やかさ、知性、冷静を連想させる青は、興奮を抑え、心を落ち着かせてくれますが、体感温度を下げてしまうこともあります。

 

病院のイメージと言いますと、白という方も多いかもしれませんが、当院では、診察室の机の色が淡いピンクとなっております。

ピンクは、愛情や思いやりを連想させる色です。柔らかく、優しい印象を持つピンクは、緊張を和らげたり、安らぎをもたらしてくれます。

また、女性らしさを連想させるピンクは、女性ホルモンの分泌を活発にしてくれる効果があり、科学的にもその効果は認められているんだそうです。

 

みなさまも、優しく穏やかな気持ちになりたいときは、ピンク色の物や、服を身につけてみてはいかがでしょうか。

スタッフ永井でした。

 

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港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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