PMS(月経前症候群)

みなさま、PMSってご存知でしょうか。

PMSは、月経前症候群のことで、女性が生理前に感じる不快な症状です。生理が始まる約1~2週間前に現れます。

PMSは身体の不調だけでなく、心のほうにも様々な影響を及ぼしますので、婦人科だにかぎらず、精神科やメンタルクリニックでも、PMSのご相談される女性の方は少なくありません。

 

PMSの症状は人によって様々です。

身体の不調としては、肌荒れ、頭痛、食欲がわく、体重増加、眠気(あるいは不眠)、だるさ、むくみなど。

心の不調としては、イライラする、落ち込みやすい、泣きたくなる、落ち着かない、ぼーっとするなど。

 

PMSが起こるメカニズムは明確にはされていませんが、女性ホルモンが影響しているという仮説もあるそうです。

 

PMSの程度は人によっても様々。

ただ、PMSが重くなる原因として、「ストレス」「その人の特性」「嗜好品や食生活」が影響していることが分かっています。

PMSでつらい思いをされている方々を見ると、ストレスが大きい人ほど症状が強く出る傾向にあるようです。

また、ご自身の特性として、几帳面、神経質、負けず嫌い、完璧主義という方は要注意です。

煙草を吸ったり、コーヒーやチョコレートのカフェイン、アルコール、塩分、砂糖の摂取も控えましょう。

 

自分がPMSであるという自覚を持つことが治療の第一歩です。

生理前になるとイライラして、コントロールができなくなり、周囲に怒りをぶつけてしまう・・・

それで後になって自己嫌悪したり、辛い思いになったり・・・

そんな時はぜひ婦人科や、精神科、心療内科で相談してみてください。当院の院長先生であれば女性同士話しやすいということもあるかと思います。

 

土曜ブログ担当でした♪

素敵な週末をお過ごしください。

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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