マインドフルネス

昨夜のテレビでうつ病のこと、ストレス対処法などについて放送していたので、ご覧になったかたもいらっしゃることでしょう。

幼少期のストレスが扁桃体を大きくしてしまい、それにより、大人になってからもストレスに敏感になってしまうということもやっていました。幼い時のストレス環境が一生

その人に人生に負の影響を与え続けることが科学的に証明されてきているのですね。

 

また、ストレスにどう対処すればいいのかについてもやっていました。

ストレス対処法の1つとしてマインドフルネスが紹介されていました。

 

マインドフルネスはマサチューセッツ大学の研究者たちによって提唱された心理療法ですが、簡単にいうと坐禅の瞑想に似たものです。坐禅のほかに、茶道や華道もこれに近いと番組では紹介されていました。

 

それもそのはず、そもそも「マインドフルネス」は西洋の研究者達が登用の考えを取り入れて始めたもので、日本発祥の森田療法にも通じるものがあります。

 

では「マインドフルネス」は、どういうものかというと、背筋を伸ばし、目を閉じ、自分の呼吸や、自分の吸い込む空気が身体に入っていくのを温かいとか、冷たいとか感じることに集中し、雑念を排除しながら瞑想するというものです。

 

それによって、脳の海馬によい影響観察され、ストレス耐性も高まるようですね。

 

マインドフルネスは、瞑想から宗教色を取り除き、万人に受け入れやすい形にした心理療法です。一日10分程度で気軽に始められる心理療法なので、試してみてはいかでしょうか。当院でもご希望であればマインドフルネスのやりかたをお伝えすることもできます。

 

 

 

気持ちの滅入りがちな梅雨の季節ですが、皆さまの毎日が健やかでありますように。