「幸せホルモン」ってご存じですか?

 


麻布十番メンタルケアクリニックのブログをご覧のみなさま、こんにちは!

台風の動きで、ここ数日外出するのも一苦労だったのではないかと思います。
まだまだ不安定な気候は続きそうですので、外出の際には傘を持っておでかけくださいね。

 

さて、今日は”オキシトシン”というホルモンについてお話したいと思います。
オキシトシンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンの一種で、
別名「幸せホルモン」、「愛情ホルモン」とも言われています。

 

このオキシトシンが十分に分泌されていると、

脳の疲れを癒し、気分を安定させ、心地よい幸福感をもたらしてくれるという効果があります。

親が子供を抱いたり触れることで、親と子供双方からオキシトシンが分泌されることが証明されており、
オキシトシンとは、他人への安心感や信頼感、愛情を形成するのに重要な役割を果たしていると考えられています。

 

親子だけではなく、恋人同士でも、会社や学校の仲間同士でも、
話をすること、コミュニケーションをとることで、オキシトシンが分泌されますし、

リラクゼーションやマッサージ、またペットを撫でている時など、身体が心地よく感じる状態でも分泌します。

 

メールやSNSでのコミュニケーションも便利で楽しいものですが、
人間には、顔を見て、またスキンシップでのコミュニケーションが、心の安定に必要なのですね。

 

面白いことに、高級なレストラン(テーブルの距離間がある)よりも、肩をつき合わせてビールを飲むような(空間の狭い)居酒屋のほうが、オキシトシンは分泌されやすいようです。

 

とても原始的な、人と人の結びつきが、心の不安や脳の疲れを癒してくれるのですね。

日本人の文化として、あまり外ではスキンシップをしないことがひとつの礼節ともなっていますが、
お家の中やプライベートな空間では、楽しく話をしながら、スキンシップも交えつつ、コミュニケーションを取ってみましょう!

 

オキシトシンが分泌され、自分が満たされ幸せになると、その周りの人たちにも伝播します。

まずは自分自身が幸せを感じることから実践してみてほしいのです♪

 

皆さまと周囲の方々が、幸せホルモンでますます信頼感が増し、日々のストレスが軽減され、楽しく過ごせますよう祈りつつ・・・☆

 

 

港区 麻布十番メンタルケアクリニック

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