私の中の女神様

冷たい空気で凍えそうな夜。

火災から今日まで、患者様の診療を休むことなく続けられたことは、奇跡のように思います。


煤で真っ黒になった階段をおそるおそるいらして下さった患者様、皆様方に、私の心がどれほど救われ、支えられ、心強くいられたことか、今も感謝で胸がつまります。

突然起こる苦難は、起こせるものではありません。必然であり、未来からみれば、全ての始まりであったと、きっとそう思える日がくるはず、そう信じ、望みをもち続ける大切さを、女神様は教えてくれました。

難が有るとは、有り難いこと
言葉には、深い意味があるのですね。

悲しみ、苦しみの先にあるものは見えないけれど、暗闇ではなく、たった一粒の光であっても、前に進むだけ大きくなる

山あり谷あり
息継ぎをしながら
周りの景色を楽しんで

女神様の言葉で、今までと違った景色を見ることができました。