季節性のうつ病

みなさまこんにちは。

今日は日差しがあまり届かず、肌寒いですね。

冬に近づき、お天気であっても陽の差す時間はだいぶ短くなってきました。

 

陽の光は私たちにとても大きな影響を及ぼしています。

陽に当たる時間が少なくなると、気分が憂うつになったり、朝起きにくくなったりすることがあります。

 

これらの症状は、これからの季節特有の「冬季うつ病」である可能性があります。

 

他の症状としては

・食欲が増える(特に甘いモノや炭水化物が食べたくなる)

・睡眠時間が長くなる

など、食欲不振になったり不眠に陥る通常のうつ病とは異なる特徴があります。

 

 

対策としては、以下の様なものがあります。

 

①早寝早寝をしてなるべく陽に当たるようにする

冬季うつ病は、陽に当たる時間が増えると軽快する傾向があります。日照時間を増やして「陽に当たった」と感じやすくなるよう、規則正しい生活をこころがけましょう。

 

②タンパク質やビタミンB6、炭水化物を取る

うつ病の原因と考えられているセロトニン不足を補うために必要な栄養素です。

 

③心身のリラックス法を取り入れる

ゆっくりと入浴する、アロマを焚くなどがおすすめです。

 

冬季うつ病は、春になると自然と治まることが多いので、生活の中で工夫をしながら無理せず過ごすようにしましょう。

 

日常生活に支障が出てしまっている場合は、医療機関を受診してくださいね。

当院でもご相談を承っております。

 

 

スタッフの西山でした。

 

 

 港区 麻布十番メンタルケアクリニック
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