年末といえば
前回芸術に関しての話題が出ましたので、今回は年末恒例のあの曲についてお話しようかと思います。
年末にはベートーベンの第九が多くの場所で演奏されていますね、正確には交響曲第9番ニ短調作品125というそうです。あの曲を聴くと年末だなあ、なんて思ったりするかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
第九はよく聞く合唱のフレーズが有名ですが、合唱が入るのは全4楽章のうち最後の20分間ほどで、演奏時間は全部で70分ほどあるのです。全部を聴いたことがある方は実は少ないかもしれませんね。
歌詞はシラーという人が書いたのもですが、ベートーベン自らが作詞した部分もあるのだそうです。また第九を作曲した頃の彼は耳が聞こえなくなっていました。どれほどの苦悩の中でこの「歓喜の歌」を作ったのかを考えながら聴いてみると、また違った見方が出来るような気もします。
第九はベートーベン最後の交響曲です、命をかけて作り上げたのでしょうね。
オーケストラと大勢の合唱団による演奏はまさに圧巻ですよ!
みなさんも、年末のこの時期、一度聴いてみてはいかがでしょうか。
スタッフの梶原でした。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック