お薬って飲み続けるのが大変
関東地方でも雨が多くなってきて梅雨入りしそうなお天気模様になってきました。
生活というのはいつも同じようなリズムでいければいいのですが、お天気が違うだけでもそうはいかないですよね。
生活のリズムの中で、お薬というのも毎日飲む習慣がついてしまえば苦労せずに飲むことができるのですが、突然飲まなくてはいけなくなってしまうとお薬を続けて飲んでいくのは中々難しいです。
また、お薬を飲むことに抵抗感がどうしても拭いきれないという方も多いと思います。
私にもお薬を自己判断で飲みやめてしまうことがありました。
それが、たんなる風邪ならば問題が小さいかもしれないですが、慢性的な疾患をお持ちの方の場合だと命取りになってしまうので大きな問題になってしまいます。そのためにお薬を続けて飲まれているのではないかと思います。
精神科やメンタルケアで出されるお薬というのも体調が回復したらもう大丈夫かなと思って飲みやめてしまう人も多いのがです。
うつ病や統合失調症というのは体質的な問題が元にあって、引っ越しや異動などが引き金に症状が出てしまう方がいます。
そういった方は体調が回復したと思ってもお薬を飲み続けてください。体質的な問題が最初にありますので、体質改善のようなことをしないといけません。
体質が同じままだと再度同じ疾患に罹ってしまいますので、自己判断でお薬を中断しないでください。体質というのは簡単には変化しないので最初から長く飲むということを考えておいたほうが良いです。
お薬を飲まないということは健康の証かもしれないですが、早い段階でやめてしまうと治りかけの状態かもしれません。
治りかけというのが一番再発しやすいものです。お薬について少しでも不安に感じていることがあったら是非とも主治医の先生とお話をして不安を少しでもなくしておいたほうが治すためにも良いと思います。
もし、気になることがある場合は信頼している先生に相談してください。
当院でも院長がご相談を承っていますので、お気軽にご相談ください。
麻布十番メンタルケアクリニック