悪夢にうなされる

9月に入ってから空気がすっかりと秋らしくなりました。暑い日でもカラッと晴れているのでとても過ごしやすいです。

昼間が暑くても夜には気温が下がってずいぶんと寝やすくなったのではないかと思います。

今日はホームランの日ですが、ぐっ(9)すり(3)の日というベッドの日でもあるようです。

 

人は寝ると夢をみますが、いつも良い夢を見れるというわけではありません。怖い夢や不吉な夢を見てしまいます。

特に子どもの頃は怖い夢を見るとなかなか寝付けずに、長い時間暗闇を耐えていた人もいるのではないでしょうか。

成人になっても50~85%が悪夢をときどき経験し、人口の約2~8%が悪夢による睡眠の障害を抱えていると言われています。

 

大人になると子どものときよりも夢というのを記憶していないことが多いですが、成人しても夢というのは毎晩みているものです。

しかし、普段見ている夢はとても忘却されやすく印象に残ったものだけを記憶しています。そのせいで普段見ていない悪夢を見ると余計に記憶されてしまいやすくなります。

そのため、悪夢しかみないという印象だけが残ってしまうことがあるようです。

 

悪夢というのは誰しもが見る現象の一つです。悪夢をみて夜寝るのが怖いといったことがなければ悪夢を治療する必要はありません。

ただし、悪夢を見ることが多く、内容が反復し、夢によって覚醒してしまうといった、寝ることに支障をきたすようでしたら悪夢障害かもしれません。

 

お心当たりがある方は一度、近くの医療機関にご相談してみると良いかもしれません。睡眠は健康を維持していくためにとても大切です。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

当院でもご相談を承っております。

 

麻布十番メンタルケアクリニック

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