社会不安障害
今日は秋らしい過ごしやすい日ですね。日差しもポカポカとしています。しかし、やはり冬が近いからか、吹いてくる風は冷たく感じるものですね。
本日は不安、緊張にまつわる病についてご紹介します。
私たちが日常感じる不安や緊張の大半は、時間の経過や自分の力で対処できているものです。そして、その心身にかかるストレスは必ずしも悪いものではありません。
むしろ日常にメリハリをつける役割であったり、乗り越えることで自分の自信になるものなど、少なくともマイナス要素だけではありません。
しかし、不安や緊張が日常生活を脅かすほどになってしまうこともあります。その状態に陥るひとつに社会不安障害があります。
皆様はこんな経験はありませんか?
・人前で話したり、自分が注目される場面で過度に緊張したり、強い不安を感じる。
・人前で文字を書く時、手が震えてしまう。
・人からどう見られているのかが不安で、人前に出るのを避ける。
・同僚な同級生などへの意見に対して、反論を伝えることができない。
・電話にでると、声が震える。周囲の人が気になり、会話に集中できない。
これらの症状のどれか、もしくは複数当てはまる方は社会不安障害である可能性があります。
社会不安障害は現在の医療で薬物治療、心理治療による治療が可能です。
もし、上記の症状で悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、お近くの精神科や心療内科にご相談ください。
*この記事は、「社会不安障害という病気をご存知ですか?」という冊子を参考にしています。
麻布十番メンタルケアクリニック