更年期障害の対処法について
麻布十番メンタルケアクリニックのブログを御覧の皆さまこんにちは。
今回、火曜日のブログは、先週お約束した更年期障害の対処法についてお送りします。
更年期は、長年出ていた女性ホルモンが、卵巣機能の衰えとともに減少し、その後限りなくゼロに近づくまでの時期であるとお伝えしました。
女性ホルモンは、血管を広げ血流をよくする、骨の健康維持・脳の活性化・悪玉コレステロールを抑えるなどの大事な役割を担っているので、減少する事で様々な不調を招き、結果として、更年期障害が発症します。
のぼせたように首から上が熱くなったり、逆に手足が冷たくなったり、めまいやむくみ、肩こりや頭痛、不眠・・・
その症状のつらさは、気持ちも塞ぎがちになります。
対処方法としていくつかあげますと・・・・
・定期的な運動でリフレッシュする
・漢方薬や、サプリメントを利用すること、食事で積極的にエストロゲンを補佐するものを摂取する
(イソフラボンを含む納豆や豆腐・イソフラボンの量は40~50mg。納豆1パックあたりに35mgぐらいのイソフラボンを含んでいると言われています。)
・アロマテラピーで、香りの刺激を脳に与え自律神経を整える
(イランイラン・クラリセージ・ゼラニウムなどが効果があるようです。)
・プラセンタを取る
(プラセンタとは哺乳類の胎盤のことです。サプリメントで既に目にしたことがあるかたもいらっしゃるかもしれません。プラセンタに含まれる胎児を育てるための栄養素や成長因子が更年期には有効のため、プラセンタを飲むことで更年期の症状がぐんと和らぐ人がいます。プラセンタ注射を病院で受けることも出来ますので、先生に相談してみてくださいね。)
等があります。
また、『几帳面』であったり、『責任感が強い性格』や『ストレスを受けやすい職場環境』にいらっしゃる方は、更年期障害の精神的な症状が、より顕著に現れるということもあります。
身体の不調は、現在の自分の心のありかたについても考える時間を与えてくれます。
当クリニックはそれをお手伝いしたいと考えております。
麻布十番でお越しをお待ちしております。
スタッフの鈴木でした。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック