統合失調症の症状
昨夜は、関東の各地で落雷や強い雨と降りましたが、雷の音で深夜に目が覚めてしまったという方も少なくなかっと思います。
一転して、きょうはとても気持ちの良い青空となりましたね。
以前に、 統合失調症 - AJMC's blog についてお話しましたが、きょうは統合失調症の特徴的な症状である、「陽性症状」と「陰性症状」についてお話します。
陽性症状とは、幻覚や妄想など、統合失調症を象徴する症状とも言えます。
陰性症状とは、やる気がでない、感情の動きが少なくなる、社会的ひきこもりなどが含まれています。
陽性症状は目立つ感じがあり、気づかれやすい症状と言えますが、お薬が有効です。
一方、陰性症状は陽性症状のような派手さがなく、多くの場合、陽性症状に遅れて現れます。
陽性症状
・幻覚・妄想
・誰かに支配されてる感じ
・まとまりのない会話や行動 など
・喜怒哀楽の表現が乏しい(感情鈍麻・平板化)
・意欲の低下
・思考力の低下
・人との関わりを避け、社会的にひきこもる など
統合失調症の経過はさまざまですが、大切なのは早期発見・早期治療です。
お心あたりがあるようでしたら、一度精神科などを受診してみてください。もしご本人の受診が難しい場合は、ご家族の相談も有効です。当院でもご相談を承っております。
港区 麻布十番メンタルケアクリニック